内部監査における新技術(AI、IoT等)への対応
~AI、IoT等の新技術にいかに取組むか~
AIやIoTなどの新技術の急速な進歩・普及と相まって、内部監査においても、これらの新技術への対応が求められています。例えば、AIの導入は、自動運転をはじめとする業務支援や医療支援など様々な分野で実施または計画されており、ビジネスへの影響も大きくなっています。その結果、経営者の新技術に対する関心が高まり、それが事業活動に貢献するかどうかを点検・評価する内部監査の役割も重要になっています。
本講座では、新技術に係るリスクを内部監査人がどのように把握し、それに対するコントロール(対策)を点検・評価すればよいのかを説明します。リスクの変化が激しい時代ではアジャイル型監査や継続的監査といった監査手法も有効です。確立したチェックリストがない状況ですが、チェックリスト(案)も提示しながら解説いたします。
プログラム内容 |
1.はじめに ・内部監査の目的、リスクマネジメントとの関係
2.リスクの把握方法 ・経営との関係の重視 ・過去リスクと未来リスクの分析 ・全体の鳥瞰 ・AI、IoT、RPAのリスク
3.監査手法と監査技法 ・リモート監査 ・アジャイル型監査 ・継続的監査 ・質問、閲覧、観察、再実施などの監査技法と実務上の留意点
4.監査の進め方 ・AIを対象にした監査チェックリスト ・IoTを対象にした監査チェックリスト ・RPAを対象にした監査チェックリスト
5.内部監査での新技術の活用 ・CAATs(コンピュータ支援監査技法)の活用法 ・AI、IoT、RPAの活用可能性
6.おわりに ・過去型から未来型の監査へ ・原因分析型から目的分析型の監査へ
※最新の情報を反映するため、内容が一部変更になる場合があります。
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開催日時 |
2023年11月28日(火)10:00~16:00
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会員参加料(税込) |
33,000円 |
一般参加料(税込) |
38,500円 |
対象 |
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講師プロフィール |
東洋大学 工業技術研究所 客員研究員 島田 裕次 氏 (公認内部監査人・公認情報システム監査人)
1979年早稲田大学政治経済学部卒業、同年東京ガス(株)入社、IT部門、監査部、経理部などで勤務し、2009年~2022年東洋大学総合情報学部教授、2022年より現職。1999年より日本大学商学部非常勤講師(科目:コンピュータ会計論)を兼務。博士(工学) 、公認内部監査人(CIA)、情報処理技術者試験委員、システム監査技術者(経済産業省)、公認情報システム監査人(CISA)、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)。 【著書】『はじめての内部監査』(日科技連出版社)、『DX時代の内部監査手法』(共著 同文舘出版)、『情報セキュリティの基本』(日本実業出版社)、『リスク図による情報セキュリティ監査の実践』(同文舘出版)、『内部監査の実践ガイド』(編著 日科技連出版社)、『よくわかるシステム監査の実務解説(第3版)』(同文舘出版)、『内部監査入門』(翔泳社)、『COBIT実践ガイドブック』(日経BP社)、『情報セキュリティ・個人情報保護のための内部監査の実務』(編著 日科技連出版社)、他多数。
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受講要領・留意事項 |
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会場 |
一般社団法人日本経営協会 関西本部
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4(大阪科学技術センタービル)
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